2015年の大晦日に魔裟斗と山本KIDが、再びリングの上に挙がって対決します。
前に対戦したのが2004年だったんですが、まさか11年もたった今になって再戦が行われるとは…
すごく楽しみなんですが、それだけ今の格闘技界にスター選手がいないと言う事なので、ちょっと寂しい気もしますね。
60kgとかいい選手はたくさんいるんですが、スターと呼べる選手がいないのがね。
K1や格闘技が再び盛り上がるのは、まだまだ先になるかなぁ、、亀田興毅参戦とかなれば面白いんですが!
魔裟斗と山本KIDの詳細や雑談
日時:2015年12月31日(木)
ルール:K1ルール
テレビ放送:TBS「KYOKUGEN2015」18時~23時
※その他の大晦日格闘技の放送予定やマッチメークはこちら
→ 2015年大晦日格闘技の対戦カードをテレビ放送別にまとめた
前回対決が行われたのが2004年12月31日でした。
当時の魔裟斗は2003年にK1世界王者になり、2004年も決勝でブアカーオに敗れるも準優勝した、まさにK1の「鬼」的存在。
そんな魔裟斗に、まだK1参戦して1戦しかしてない山本KIDが挑戦状をたたきつけたので、こりゃ厳しいマッチメークだと思いました。
ただ山本KIDはその頃から「神の子」として格闘技界で活躍し、総合格闘技ではレフェリーストップを無視して笑いながら相手を殴り続けると言う、まさに悪魔みたいな悪童として話題だったので、世間の注目を大きく集めていたんですよね。
K1デビュー戦の村浜戦もそんな感じで、長い事紹介映像として使われてましたが、あれは村浜がかわいそうだった・・・
しかし魔裟斗は小学校時代は水泳、高校時代からボクシングを始めてその後キックボクシングに転向しており、幼少期からレスリングを始めて総合格闘技に転向した、山本KIDの方が格闘技歴としては長いんです。
なので当時の試合ルールが「K1」だったので、魔裟斗圧倒的有利と言われていましたが、山本KIDが勝つって人も多かったですね。
結局試合はお互いダウンの取り合いになり、最後は判定で魔裟斗が勝利。
しかし途中までいい勝負をしており、山本KIDは予想以上の活躍だったと思います。
2004年大晦日の魔裟斗とKIDの対戦
しかしその後魔裟斗はK1で勝ち続けるも、山本KIDは三連敗して終了。
どうやら山本KIDは立ち技じゃなく、寝技や総合格闘技の方が向いていたみたいです。
2015年大晦日の勝敗予想
魔裟斗の戦績や現在の状態について
K1・キックボクシング戦績:55勝6敗
魔裟斗のK1戦績は55勝6敗と言う驚異の戦績。
落ち込んだ時期があってもすぐに取り返す、まさに勝ち続けた選手時代と言っても過言ではなかったです。
ただ2009年に30歳で引退しており、36歳の現在は6年のブランクがあります。
しかしその後も体は鍛え続けていたようで、バラエティでもスポーツ№1決定戦に出るなど、全く鍛えていなかったわけではなさそう。
本人も「まだ続けられるけどピークの時に引退したい」と言っていただけあって、まだまだやれる余地がありました。
まぁメイウェザーも38歳まで無敗で勝ち続けたわけなので、精神も熟してくる36歳は年齢的にはそこまで問題ないんじゃないかと。
問題は試合の「感」ですね。
リングの上に挙がった時の緊張感は、なかなか久しぶりだと固くなってしまうものだと思います。
山本KIDの戦績や現在の状態について
K1・キックボクシング戦績:1勝3敗
山本KIDのK1の戦績はわずか1勝のみ。
その一勝も噛ませ犬的な村浜のみで、残る一戦級の選手たちにはすべて敗戦しています。
38歳となる現在も引退はしていないのですが、右ひざと左手首の怪我があった2007年以降は、メインの総合格闘技の戦績も急落しています。
ほぼ無敗の状態でしたが、総合格闘技も18勝6敗と言う戦績に落ち着くことに。
2015年となった今も怪我で試合を欠場するなど、万全の状態でないことは明らか。
花の時代も長かった山本KIDですが、今はちょっと闇の時代かなと言う感じです。
今回魔裟斗とのマッチメークが行われる事にもビックリですね。
まず万全の状態で試合が出来るのかどうかが心配です。
勝敗予想ですが、「8:2で魔裟斗の勝利」で。
多分KO勝ちじゃなく、判定で魔裟斗の勝利かなと言う感じです。
KOがあるなら、山本KID側の可能性が高いと思います。
ただやっぱり2004年のときみたいな、面白い試合展開になるのは難しいんじゃないかと。
二人とももう30代後半ですからね。
とりあえず二人がどんな感じで戦うのかが楽しみです。
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