桐生祥秀の身長体重を日本や海外のトップクラス選手と比べてみる。

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先日追い風参考ながら9秒87を出した桐生祥秀選手なんですが、その身長は175cm、体重68kgといたって平均的な体格です。

世界記録を持つウサイン・ボルト選手は196cm、94kgと言う大柄の選手ですが、やはり短距離は身長が高い方が有利なんでしょうか?

他のトップクラスの選手の体格と比較しながら、考えてみたいと思います。

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日本のトップクラス選手の身長体重

 

過去の歴代選手や現役の選手の身長体重とベスト記録が以下のようになっています。

 

伊東浩司 180cm・72kg ベストタイム10秒00

桐生祥秀 175cm・68kg ベストタイム10秒01

朝原宣治 179cm・75kg ベストタイム10秒02

末継慎吾 178cm・68kg ベストタイム10秒03

山縣亮太 176cm・68kg ベストタイム10秒07

高瀬慧 179cm・68kg ベストタイム10秒13

 

現在日本記録を持っている伊東浩司選手の身長体重は、当時の正確なデータはないですが、大体180cm72kgくらいだったようです。

日本の上位の選手に比べると、一番大柄な体格をしています。

一方桐生選手は175cmと一番小柄な体格。

ライバルの山縣選手が大体同じくらい、高瀬選手が少し大きいと言う感じでしょうか。

桐生選手は体感がしっかりしていると言う印象がありますが、そこも記録が伸びた原因だと思われます。

 

海外のトップクラス選手の身長体重

 

一方こちらは海外の歴代記録を持つ選手たちの身長と体重です。

 

ウサイン・ボルト(ジャマイカ) 196cm・94kg ベストタイム9秒58

タイソン・ゲイ(アメリカ) 180cm・75kg ベストタイム9秒69

ヨハン・ブレーク(ジャマイカ) 180cm・76kg ベストタイム9秒69

アサファ・パウエル(ジャマイカ) 190cm・88kg ベストタイム9秒72

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ジャスティンガトリン(アメリカ) 185cm・79kg ベストタイム9秒77

ネスタ・カーター(ジャマイカ) cm・kg ベストタイム9秒78

モーリス・グリーン(アメリカ) 175cm・80kg ベストタイム9秒79

スティーブ・マリングス(ジャマイカ) 176cm・67kg ベストタイム9秒80

リチャード・トンプソン(トリニダードドバゴ) 188cm・80kg ベストタイム9秒82

ドノバン・ベイリー(カナダ) 183cm・83kg ベストタイム9秒84

ブルニー・スリン(カナダ) cm・kg ベストタイム9秒84

 

やはり平均的に日本の選手よりも身長体重ともに大きく、主に180cm以上の選手で占められています。

ウサイン・ボルト選手のように190cm以上の選手は、体格的にスタートが遅くなるので100mでは不利と言われていますが、ボルト選手は背骨がS字に曲がる特殊な病気を持っており、それが逆に加速を生み出しているとのこと。

やや特殊な例となっていますね。

ただ歴代二位の記録を持つタイソンゲイ選手は、180cm75kgとそこまで日本人と変わらないので、日本人が体格的に不利だと言う事はそこまでなさそうです。

しかし歴代上位の選手は100%「黒人」で、筋肉の質や骨格が日本人とは全く異なっています。

体格よりもこちらの違いの方が大きいのではないでしょうか。

日本人がここに食い込むためには、日本人に合った走り方やトレーニングをもっと突き詰める必要があるでしょう。

 

まとめ

 

ウサイン・ボルト選手が大柄な体格なので、小柄な日本人は不利のように感じてしまいますが、全体的にはそこまで大きな体格差はないと言う事でした。

桐生祥秀選手には日本人初の9秒台、あわよくば9秒8台にまで記録を伸ばしてほしいですね。

朝原・末次世代が終わって短距離は衰退していくと思いましたが、桐生・山縣・高瀬選手ら若手が伸びているので、まだまだ日本短距離界は期待できそうです。

 

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