2015年はサニブラウン・アブデル・ハキームの名前を聞くことが多くなってきました。
同じ短距離のケンブリッジ飛鳥や、やり投げのディーン元気と同じくハーフ選手なのですが、ここ最近の記録の伸び方がやばい。
日本人初の100m9秒台、さらには200m19秒台が期待できる選手でもあります。
サニブラウン・アブデル・ハキームの記録の伸び方がヤバイ
サニブラウン・アブデル・ハキーム
1999年3月6日福岡県生まれ
城西大城西中学校→城西大城西高校
自己ベスト:100m 200m
身長:187cm(成長中)
体重:74キロ
現在高校2年生のサニブラウンアブデルハキーム選手は、ガーナ人の父と日本人の母を持つハーフ選手。
父親はガーナでプロではありませんがサッカー選手で、母親はハードルでインターハイに行った陸上選手でした。
小さい頃はサッカーのフォワードでしたが、団体競技が合わないと母に進められて陸上の道へ。
本人も「人に合わせるのはあまり得意じゃない」と話しています。
ちなみに母親の明子さんは、福岡県の宗像高校出身の方で、TwitterとFacebookをやられています。
Akiko Sani Brown(@hakimom)さん | Twitter
陸上関係のつぶやきが多く、ハキーム選手をバックアップされてる様子が見えますね。
プロフィールの写真は、小さいころのハキーム選手とマラソン大会に出ている写真でしょうか。
他選手の応援にも精力的で、日本陸上界を盛り上げる気持ちのある人です。
サニブラウンアブデルハキーム選手の記録の移り変わり
中学2年生時 100m:11秒60 200m:24秒台
中学3年生時 100m:10秒83 200m:21秒85
高校1年生時 100m:10秒45 200m:21秒09
高校2年生時
100m
5月10日 10秒30
7月15日 10秒28
200m
4月7日 20秒98
5月3日 20秒73
6月26日 20秒56
7月19日 20秒34
伸び盛りな年代とは言え、記録の伸び方が半端ないです。
中学1年生の頃に身長が162cm、そこからグングン伸びるとともに、記録も付いてきたような感じ。
特に200mの伸び方はハンパなく、2015年に入ってからも0.5秒以上更新しています。
高校2年でこの記録なので、100m10秒00、200m20秒03の、日本記録を更新する可能性も大いにあるでしょう。
力強いストライドで前に進む走りが特徴的ですが、後半になるとやや体の軸がぶれてしまうところも。
今後フォーム改善していけば、さらに記録が伸びる事も期待できます。
ハキーム選手の動画
まとめ
順調に伸びてくれれば、東京五輪出場は間違いないですね。
その時までに9秒台、19秒台の壁を突破していれば、東京での日本人メダル獲得が見えてきます。
特に100mは決勝に行っただけでも、震える人が多いんじゃないでしょうか。
アスリート芸人の武井壮さんからも期待の声が寄せられてますし、
サニブラウンが日本人史上初の9秒台、19秒台を突破してくれそうだな。。進む力が半端じゃないわ。。
— 武井壮 (@sosotakei) 2015, 7月 19
陸上界はもちろん、芸能界でも注目している人は多いでしょうね。
それにしても末續、朝原が第一線から退いて、日本短距離界は衰退していくとばかり思ってましたが、
桐生、山縣、高瀬、藤光、ハキームと、9秒台19秒台を期待出来る選手が続々と出てきました。
リレーでもメダルや、他種目も刺激されて記録が伸びていく事を期待したいと思います。
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