世界陸上マラソンの日程や日本代表選手について
世界陸上2015年モスクワが、8月22日よりはじまります。
メダルの期待がかかる男子マラソン、女子マラソンは、大会初日と大会最終日に行われます。
世界陸上マラソンの日程や日本代表選手など
男子マラソン 2015年8月22日 朝7:35(日本時間8:35)開始
日本代表選手
前田和浩
1981年4月19日生まれ(34歳)
白石高校→九電工
マラソン自己ベスト 2時間8分00秒
中学時代から全国トップの選手として活躍し、その後ずっと第一線で活躍しています。
ここまで長くトップクラスで走り、世界大会に何度も出場している選手も珍しいですね。
身長は166センチと小柄ながら、離されても食らいつく粘っこい走りが特徴的。
ラストスパートも強いです。
現在は34歳となり、トラックでのスピードは若手に劣りますが、マラソンではピークの年代じゃないでしょうか。
ちなみに僕の地元に近い場所の選手ですが、地元ではヒーローです(笑)
今井正人 → 怪我のため出場無し
1984年4月2日生まれ(31歳)
原町高校→順天堂大学→トヨタ自動車九州
マラソン自己ベスト 2時間7分39秒
高校時代から、駅伝やロードが強かった選手でした。
20代前半はそこそこのトップレベル選手と言う感じでしたが、箱根駅伝では5区の区間記録を出し初代「山の神」と呼ばれます。
当時は山だけだと思ってましたが、20代後半からトラックでもロードでもさらに伸びてきました。
正月のニューイヤー駅伝では、トップ選手を抑えて区間賞をとるなど、ロードの強さは圧倒的。
個人的には音階の代表の中で、一番期待の持てる選手だと思っています。
※髄膜炎のため、今井選手は急遽不出場となりました。
代わりの補欠選手の選出はされておらず、マラソン代表は前田選手と藤原選手のみとなります
藤原正和
1981年3月6日生まれ
西脇工業→中央大学→Honda
マラソン自己ベスト 2時間8分12秒
中央大学時代に初マラソン日本記録の2時間8分12秒で走ります。
が、その後この記録を更新する事は出来ず。
駅伝では活躍しつつも、長い時代低迷していたイメージがあります。
ただここ最近再び調子が戻ってきたみたいです。
駅伝ファンは懐かしい名前だと思いますが、再びここで花を咲かせることが出来るのか!?
女子マラソン 2015年8月30日 朝7:30(日本時間8:30)開始
日本代表選手
前田彩里
1991年11月7日生まれ(23歳)
熊本信愛女学院高校→ダイハツ工業
マラソン自己ベスト 2時間22分48秒
23歳という若さでマラソン代表となる、珍しい選手。
同姓同名にアイドルタレントがいますが、ランナーの前田彩里もアイドルのようなルックスから非常に人気があります。
駒大→トヨタの窪田忍とは、恋仲が噂されることも。
若さと勢いがあり、駅伝ではごぼう抜きのシーンも見られます。
初の世界大会出場で、どんな走りを見せてくれるのか注目です。
伊藤舞
1984年5月23日生まれ(31歳)
京都橘高校→京都産業大学→デンソー→大塚製薬
マラソン自己ベスト 2時間24分42秒
高校時代に全国大会の出場経験はなく、大学で芽が出てきた遅咲きのランナー
2011年韓国テグの世界陸上に続いて、2度目の世界大会出場になります。
韓国では22位と言う結果に終わりましたが、この経験を生かしてどんな走りが出来るのかに期待。
マラソンでは安定したレースが多く、入賞もしくはメダル争いに絡んでほしいところ。
重友梨佐
1987年8月17日生まれ(27歳)
興譲館→天満屋
マラソン自己ベスト 2時間23分23秒
新谷仁美と同じ興譲館高校出身の選手。
高校時代はともに全国高校駅伝を走り、2位の成績を残しています。
天満屋は坂本や中村などの世界大会の先輩がおり、一緒に練習を重ねていたようです。
今回の選考レースでは田中智美と最後の枠を争って競り勝ちましたが、微妙な判定のため疑惑を呼ぶ声も。
これを払拭できる走りが出来るかどうかに期待です。
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