昨日の夜…
ジムでたっぷり汗をかいて熱い風呂に入り、僕はクーラーのガンガン効いた部屋でアイスを食べながら、
「夏っていいなぁ」
と、この上ない幸せを満喫していました。
そして気持ちよく眠りにつき、さわやかに目覚めた…
はずだったのですが、、
起きたら喉が超イガイガする(´Д⊂ヽ
調べてみるとクーラーの乾燥が原因で喉がイガイガするらしく、多くの人が同じように悩まされているらしい。
お茶を飲んでも、のど飴をなめても、中々このイガイガは治りません。
今日一日この苦しみを味わうのは嫌だ!
ということで、今回はこんな実験をしてみました。
セブンイレブンで見かけた蒙古タンメン北極
僕はいつものコンビニに立ち寄っていました。
まだ喉のイガイガは治まらない。
この気持ち悪さをなんとかしたい。
気づけば自然と目でいろんな商品をおっていきます。
そこで僕の目に止まったものとは…
蒙古タンメン北極!!
僕はセブンイレブンでバイトしていた時期があったんですが、
この蒙古タンメン北極はとても売れるんです。
これは知る人ぞ知る激辛商品で、みんな
めちゃくちゃ辛い!けどおいしい!
と口にします。
ふとラーメンを食べたくなった僕はピンときました。
蒙古タンメン北極の辛さで喉のイガイガ打ち消せるんじゃね?
気づけば僕はそんな期待を胸にしながら、
蒙古タンメン北極とはじめの緑茶を購入しているのでした。
蒙古タンメン北極を食べたことのなかった僕。
果たしてどんな味がするんだろう?
辛い物が苦手だった僕ですが、喉のイガイガを治すため藁にも縋る思いで手を伸ばしました。
セブンのポットのお湯を入れ、5分ほど待ちます。
車のエンジンをかけクーラーで中を冷やして準備は万端。
さぁ蒙古タンメン北極よ!
お前はどんな世界を見せてくれるんだ!?
期待感を胸に、カップ麺のフタをあけ、激辛ソースをかけます。
まるで血のように真っ赤なソースを見て、
「コイツはヤバそうだ」
ゴクリと唾を飲み、最初の一口目を箸で運びます。
「お…おぉ…」
「こいつは…辛い!!!」
舌がしびれるような辛さが口の中に広がり、
僕の表情は一瞬にして固まる。
しかしそうこなくっちゃ面白くはない。
この辛さなら…この辛さならきっと…
この喉のイガイガを…
二口目、三口目と箸を口に運んでいきます。
「痛い!舌が…痛ァい!!!」
予想外の辛さに舌が痛い。
舌を出しハフハフしながら、ひとまず休憩を入れる。
まさかここまでとは。
激辛料理に慣れていない僕は、懸命に目の前の麺を睨みつける。
ゴクリ
今度は麺を一気に飲み込む。
すると、、
「痛い!喉が…痛ァい!!」
イガイガの喉に走る激痛。
強烈な刺激が与えられもはやイガイガは吹っ飛んでいく。
しかしこれままだまだ序章に過ぎなかった。
今度はスープだ。
まるで血の海のような真っ赤なスープ。
まだお湯を入れた手で熱々のスープだが、
辛さで舌が麻痺しもはや温度など分からない。
しかし…ここは行くしかない。
ズズ…ズズズ…
「ぐおおおおおっ!!!」
麺とは比べ物にならないほど喉に与えられる刺激。
これは今まで生きてきた中でもトップレベルに感じる激痛。
喉がおかしくなってしまうのではないか。
ダメだ…!
このままでは命に関わる!
さすがにマズイと感じ始め、いったんスープは保留にしておく。
気が付けば僕の額からは汗が流れ、涙がポロポロこぼれ、鼻水を大量に垂れ流していた。
コンビニから出てきたお客さんが、気持ち悪そうな顔でこっちを見ている。
当然だ。
車の中で1人こんな顔をしている奴がいたら、誰だって気味悪がるだろう。
だがもはやそんなことを考えている余裕などなかった。
まだ目の前には麺とスープがたっぷり残っているのだ。
頭の中に片思いしている好きな子の笑顔を思い浮かばせる。
「お願い♡私のためにこれ食べて♡」
「うおおおお!!!!」
「おれはお前のためなら!お前のためなら~~!!」
1人究極に気持ち悪い妄想を思い浮かばせながら、
無理やり箸を進ませていく。
だがあまりの舌の激痛になかなか前に進んでいかない。
飲み込むと喉への激痛。
横にあるはじめの緑茶はすぐに無くならないようにちびちび口に運んでいく。
しかしいつの間にか半分ほどにまで中身は減っていた。
30分ほどたっただろうか。
スープの温度が徐々にぬるくなり、辛さも少しマシになったように思える。
僕はYouTubeを見ながら、少しずつゴールへの道を進んでいた。
気づけば麺を全部食べ終わっていた。
残ったスープをちびちびと飲み干していく。
ああれほど強烈だったスープも、温度が下がればだいぶんマシだ。
はじめの緑茶とかわるがわる上手に飲みながら、スープを少しずつ減らしていく。
そしてついに…
完食!!!
満足感に浸る間もなく、ティッシュで口を拭き汗を拭き鼻水を拭き涙を拭き…
ビニールにゴミをぶち込んでコンビニのゴミ箱に捨てに行く。
ゴミの半分はティッシュで埋め尽くされていた。
やっと終わった…
気が付けば喉のイガイガはほとんど感じなかった。
辛さが勝る今では、そんなものはもはやどうでもいい。
あれ?
これってもしかし目的を果たしたんじゃないだろうか。
蒙古タンメン北極は、俺を理想の世界に連れて行ってくれたのか。
心地よい安ど感の中、戦いつかれた僕は、
クーラーの聞いた車内で、
ウトウトと眠りについてた。
……
はっ
気が付くと目が覚めた。
喉が…喉がイガイガする…!
またもやクーラーの効いた場所で寝てしまった僕は、
再び喉のイガイガに悩まされてしまった。
せっかく…
せっかく辛さでごまかすことができたのに…
ちくしょー!!
ちなみに喉のイガイガを辛さでごまかしても、
一時的にしか効果はなかった。
やっぱりちゃんと乾燥対策をしたり、
のど飴をなめたほうがいいだろう。
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