「あの人の事が好きで好きでたまらない」
「好きな人の事を考えていつも頭がボーッとしてしまう」
「好きな人から好かれたい」
恐らくどんな人でも、こんな経験をしたことがあるんじゃないでしょうか。
けれど好きな人に「好かれようとすればするほど」、緊張したり失敗して上手くいかない人も多いと思います。
ここでは「好きな人に好かれるため」にどんな対応をすべきなのか?について考えてみたいと思います。
「好かれたい」と思ってる時点で好かれることは無い
残念ながら今あなたが好きな人に「好かれたい」と考えているなら、恐らく相手の人に好かれることはありません。
好かれたいと言うのは相手に「求める」行為なのですが、実はこれは一番やってはいけない事なんですね。
古いことわざにこんな言葉があります。
「魅は与によって生じ、求によって滅す」
つまり相手に何かを与えようとするならあなたの魅力は増していき、逆に求めようとするならあなたの魅力は無くなっていくと言う事です。
「あなたの事が好きです!」「私はあなたに好かれたいです!」
こんな態度が見える状態で接しているなら、あなたの姿は道端で食べ物をねだる乞食のごとく映り、相手の人は幻滅してしまう事でしょう。
相手の事が好きなのは分かります。
でも相手に好かれたいと強く思ってはいけない、これがまず1つですね。
自分の気持ちを抑え、相手のメリットを考えよう
それならどうすればいいのか?
求めるの逆である、「与える事」をするようにするといいんです。
好かれたいと言う自分の衝動をいったん抑えて、「自分が相手に与えられるメリットは何か?」これを考えるようにしてみましょう。
好きな人に対する緊張や暴走しそうな気持ちを我慢して、冷静になって相手の事を考えるようにしてみて下さい。
「相手を楽しませてあげられないか?」
「相手の不満を解消してあげる方法は無いか?」
こう言った事に目を向けられるようになるといいですね。
上手に相手を満足させることが出来れば、相手から見たあなたの魅力は上がっていきます。
ここをしっかりと行うためにも、日ごろから相手の事を観察したり、自分の出来る事を確認したりしてみるといいでしょう。
周囲に気を配れる人は、これが自然とできる人が多いです。
好かれたい好かれたいと自分の欲求ばっかり考えるのはNGです。
相手を十分に惹きつけてから、自分の気持ちを伝える
あなたが相手にメリットを与える事に成功し、相手を惹きつける事が出来たなら、自分の気持ちを伝えるといいと思います。
相手から見たあなたの魅力が一定のラインを超えているなら、告白が成功したり、付き合える可能性もぐっと上がるでしょう。
多くの人は自分の評価を上げる前から、自分の気持ちを伝えて失敗します。
まずは相手を十分に惹きつける事に集中した方が、好きな人に好かれる可能性が高まりますね。
また魅力と言っても様々です。
顔や見た目・優しさ・面白さ・ワイルドさ・母性・スポーツなどなど。
自分の魅力と、相手がいいなと思っている事がマッチできるように、いろいろ工夫して考えてみて下さい。
この辺は個人で違うので、何とも言えません。
まとめ
一番のポイントは「好きな人の前で冷静になれるかどうか」です。
ここは人間的な強さが強く関わってくるので、なかなか難しいところですね。
何かに打ち込んで結果を出したり、人前に出てみんなをまとめたりした経験のある人は、こういう強さが備わっています。
逆になんでもかんでも言い訳して逃げたり、人を批判する事しかしてこなかった人は、こういう強さがありません。
日頃の行いも関わってくるので、それも意識してみるといいかもですね。
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