恋愛を学び、実践するようになってから気づいたことがあるんですが、それは恋愛においては「恋愛に強いものが勝つ」と言うこと。
イケメンだからモテるとか、お金持ちだからモテるとか、確かにそういう面もあるんですが、それは一部分的な話で、最終的には恋愛が強いものが勝つという事を強く感じるようになりました。でもそもそも恋愛に強いってどういう事なのか?今回はそのあたりで気づいたことについて書いていこうと思います。
恋愛は恋愛というゲームである
僕は長いこと非モテだったのですが、そこでずっと大きな勘違いをしてたことがあります。中学生の時、学年でトップクラスにモテる奴がいました。そいつは足がものすごく速い。しかも運動神経が良かったんです。僕の頭の中では
足が速いやつ=かっこいい=モテる
みたいな図式ができあがっていました。足が速い人が運動会や体育のリレーで次々と前の人を抜き去っていく。その時の自分の頭の中には興奮とか熱狂が渦巻いていました。これだけかっこいい所を見せつけたら、女子もみんな僕みたいに熱狂しているに違いない。自分は足が速くなればモテるようになれるんだとなんとなく考えていました。
元々それなりに足が速かった僕は、学校の体育の時間や運動会では人一倍頑張って活躍しました。しかしその結果、、女子からは全然モテないし見向きもされません。
今考えれば当然なのですが、足が速い時は多少よく見えるかもしれませんが、それ以外の時間は女子と喋ることも出来ないし、むしろ嫌われる行動ばかりしていました。
足が速いことで目立てるのは、体育の時間や運動会などほんの一瞬の間です。その時には熱狂しても、日常に戻るとすぐに冷めてしまいます。僕のように授業中も足の速い自分を妄想しながらニヤニヤしている人はほぼいなかったでしょう。
例え足は速くても、
- 女子としゃべることが出来ない
- 大人しくて暗めな性格
- 顔もそんなにカッコよくない
- 友達はモテないやつとばかりつるんでいる
- ゲームやカードで遊ぶのが好き
僕はこんな感じの非モテ要素をたくさん持っていたんです。なのでいくら足が速かろうが大してかっこよくないしモテないんです(泣)
逆にそのときモテていたやつは、
- 顔がかっこいい
- 明るくてみんなの人気者
- リーダーシップがあって野球部ではキャプテン
- いつも女子に囲まれている
- ちょっとワルっぽい要素がある
こんな感じの人間で僕とは根本的に違っていました。この人は例え足が速くなくてもモテていたでしょう。
僕がモテるためは、モテるために必要な努力、モテるために必要な項目の点数を上げて、モテない要素をどんどん潰していかなくてはなりませんでした。
でも中学や高校くらいの時期は、漠然とモテたいなとは思っていたけど、どうやって努力すればいいのか分からず、ただただかわいい女子高生を眺めていることしか出来なかったことを覚えています。
恋愛に大事な要素で高い点数を取っていくことが重要
恋愛は総合力のゲームです。ある部分でいい点数を取っていたとしても、ある部分が駄目だったら一気に減点されて女の子からはNGを食らってしまいます。いくら顔がイケメンでも、性格が暗すぎて卑屈で不潔なら女子にはモテません。
そして足が速いみたいな、恋愛における点数でミクロな部分をいくら頑張った所で、大してモテるようにはならないんです。もちろん全国大会で優勝した!みたいな規模になった場合は、周囲からの熱狂や有名になる要素も追加されるので、点数は爆上がりします。でもクラスで1~2番程度の足の速さでは、あまり関係ないんです。
恋愛で点数の高い要素は例えばこのあたりです。
- 会話で女の子を楽しませられる
- イケメン、女子が好きそうな顔
- 髪型や服装がオシャレ
- 女性との関わりが多い、友達がたくさんいる
- デート、セックスの経験が豊富で余裕がある
- リーダーシップがある
これらの要素はポイントが高いです。
これがもし野球選手として活躍するならどんな要素が重要になるでしょうか。野球選手の重要なポイントと言えばこのあたりになると思います。
- バッティング技術が高い
- 肩が強い
- 足が速い
- ボールを投げるのがうまい
- ボールキャッチがうまい
こんな要素のポイントが高いと、野球選手として一流になれる可能性が大きく上がります。野球選手になりたいのに、「ジャンプ力が高い」みたいな部分が高かった所で、ほとんど役には立ちません。
恋愛とは「繁殖力」の強さが大事である
そもそも恋愛って難しいですよね。可愛い子を見てドキドキする。手をつなぎたいと思ったり、付き合ってセックスしたいと考える。衝動的にそんな気持ちになりますが、なぜそうなるのかは分かりません。でも恋愛における研究は進んでおり、恋愛感情は「子孫を残すために人間に生まれた感情」であることが分かっています。
人間は子孫を残し、次の世代へとどんどん子供を残していかないといけません。どうすれば優秀な子孫を残して、この変化の激しい世の中で自分たちを次の世代に残していくことが出来るのか?人間は男と女に分かれ、有性生殖という形でそれを実現してきました。女はこれからも子孫を残してくれそうな優秀な男の遺伝子を選び、セックスして子供を作ろうとします。こいつは優秀な男かも…と思ったら、恋愛感情が発動して「この男とセックスしたい…」という気持ちになってきます。
恋愛では女性と関わり子供を残していく力=「繁殖力」が高いほど有利になります。大人しくて弱々しくて女性を口説けないような男の子供を残しても、その遺伝子が受け継がれたら絶滅する可能性が高くなります。だから女はたくさん子供を残してくれそうな、繁殖力の高いモテる男性に本能的に惹かれ、恋愛してセックスしたいと感じてしまうんです。
- 見た目がイケメン、美女=遺伝子が性格に伝達されやすい
- コミュ力が高い=女子と仲良くなりやすい
- 押しが強くあきらめない=生まれてくる子供も押しが強く子供を残しやすい
- リーダーシップがある=群れを引っ張り導く優秀な男になりやすい
この繁殖力における点数が高いほど、本能的に女子に好かれて恋愛関係になりやすくなってきます。繁殖力におけるマイナス要素をなるべく潰していき、プラス要素をどんどん増やしていけるようにしていくといいでしょう。
非モテ男性でも恋愛力を鍛えて、恋愛で勝てるようになればモテます。恋愛力を鍛えるためには、とにかく女性との関わりを増やして、女性という生き物を知っていくことです。そしてコミュニケーションを通して、相手の女性を惹きつけられるようになって行くことです。それに必要なのは、
- 恋愛における知識の質と量
- 場数と経験
です。これらを積み重ねていけば、確実にモテる男性になることが出来ます。
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