「強者の流儀」の感想。朝倉未来の恋愛や堀口戦が詳しく書かれた本。

本の感想など
あの朝倉未来が書いた本

「強者の流儀」ってどんな事が書いてあるの?

なんかすごい事書いてある?

読んだ人どんな感じだったか教えて!



こんにちは管理人です。

朝倉未来のユーチューブはもちろん、RIZINの試合や那須川天心、K-1の試合や選手のユーチューブも見るほど格闘技が大好きです。

自身も格闘技をもう5年程やっています。


本も大好きでこれまでに300冊以上は読んでいます。

先日朝倉未来「強者の流儀」を買ったので、その内容などについて触れていこうと思います。




朝倉未来「強者の流儀」目次とあらすじ


目次とあらすじは以下のようになっています。


第一章 強者の流儀
■そもそも強さとは何か
■強い人には余裕がある
■ネガティブをポジティブに変える
■「状況を修復できる」強さ
■攻守のバランスは将棋から学んだ
■陰口は言うな
■間違った情報で人を傷つけるのは恥ずかしいこと
■軸がないのは八方美人だから
■強い格闘家の四要素
■学校の教育は果たして正しいのか
■人生のテーマは「自由」 
■ぶれないためにはどうすればいいか
■客観視するための方法
……など


第二章 強者の準備
■格闘家はどんな日常生活を送るのか
■練習は量より質
■苦しいときの工夫
■総合格闘技の奥深さ
■臆病に考える
■分析における「空間的想像」の重要性
■セコンドの意義
■減量期はどうするか
■THE OUTSIDER 啓之輔戦はこう備えた
■セコンド編 朝倉海と堀口恭司の対戦はこう準備した
■最終的には気持ちの強さ
……など


第三章 強者のメンタル
■メンタルの強さの根源は””死ぬ覚悟””
■””心が折れる””前に休息を取る
■立場が見合っていないとき
■夢への挑戦が人を変える
■夢の邪魔をする友達は捨てろ
■意志の弱さを仕組みで克服
■不安は努力で乗り越える
■敗北から得られるもの
……など


第四章 強者のYouTube
■なぜYouTubeを始めたか
■仲間集めではキャラクターが大事
■サムネなど細かいところに気を配る
■感情を動かす
■もしも誰かをプロデュースするなら
■自分からコラボは持ちかけない
……など


第五章 強者の人間関係
■朝倉未来の恋愛
■””武士””のような純情とロマン
■全力の恋愛はしたくない
■潔さが女性を惹き付ける
■仲間は見つけるものではなく””出会う””もの
■朝倉未来にとって友達とは
■すぐ側にいる尊敬できる人
……など



小さい頃から天才→そして世間への反発へ


本に書いてある内容だと、朝倉未来選手は小さい頃から頭の回転が早く、しかも体力もあってマラソン大会ではいつも上位、そんな天才肌の子供だったみたいです。

小学校から始めた空手は全国大会2位に。


幼少期から向かうところ敵なしって感じですね。

中学校に入った当たりから、敬語を強要する先輩たちに反発するようになります。

なぜ年上というだけで敬語を使わないといけないんだ?と。


そこで喧嘩の道に進むわけですが、それまでのストーリーが書かれています。

おそらく小さい頃から自分なりの哲学というか、考え方ができていたんでしょうね。

むしろ遅れている世間に自分が合わせるのが嫌だった、そんな印象が見て取れました。



実は意思が弱い朝倉未来の工夫とは?


意外ですがこの本で朝倉未来選手は自分のことを、意志が弱くて飽きっぽいと話しています。

そんな自分が上に登るための考え方や工夫が書かれています。


・自信はあるけど謙虚に

・間違っている部分は修正する

そんな感じの考え方が語られています。


この本の「「状況を修復できる」強さ」や「攻守のバランスは将棋から学んだ」などですね。

意外と将棋やパズルゲームも好きだったのがビックリです。

論理的な思考や考え方は、こんな所で出きていたのかもしれませんね。

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試合前の準備の仕方。グズダボ戦前の失神、矢地戦の不安



この本で面白かったのが、各試合の準備の仕方を細かく解説してある所。

ほとんどの闘いが実は楽勝だったかと思いきや、結構不安だったり葛藤があったりしているのが意外でした。


アウトサイダーの試合でも準備を入念に行っていたことがわかります。


またグスタボ戦の前には前日の水抜きで失神。

矢地戦では相手が上の階級の選手だったということで、最初は不安だったことが書かれています。


試合自体はグスタボ戦意外は順調だった印象だったので、こんなふうに考えていたとは驚きでしたね。



堀口戦は勝ち濃厚だった?朝倉海の作戦


世紀の番狂わせだった朝倉海選手と堀口恭司選手との試合。


ここで朝倉未来選手がどういう分析をしたのかも細かく書かれています。

大量の分析をした結果、堀口選手が右ストレートを打ったときに顔を左にずらすので、そこに合わせるカウンターの練習をしていたわけですが、これが見事にあたったんですね。

普通は相手のカウンターをもらわないように、右ストレートの時に顔をずらすわけですが、そこにカウンターを合わせるとは…


世間では勝てるわけがないと言われていましたが、試合前には未来選手は海選手が勝つと確信していたようです。

ここの分析はすごく面白いので、ぜひ読んでみてください。



うつになりかけた意外な理由


そんな朝倉未来選手が過去に一度うつになりかけたことがあるそうです。

これが意外な理由で「宇宙について勉強していた」から。

昔本気でタイムマシンを作ろうとして、時間の概念や相対性理論を学び始めた所、壮大過ぎてまともな精神を保てなくなったらしいです。


助けてくれたのがたくまさんや仲間と話して自分を落ち着かせること。

深い思考が出来るぶん、こういった危険もあるんだなと思ったんですが、これが19歳のときだったと言うから驚きです。



ユーチューブのメンバー集め


ユーチューブをはじめる際にも、事前にしっかりと準備を行っていたようです。

メンバーといえばおなじみの佐々木くん、たくまさん、吉田くんですが、

この時なるべく違うキャラのメンバーを集めることを意識したそうです。


その方が面白いものが撮れたりアイデアが浮かぶから、と。

各メンバーが選ばれた理由も書かれています。



ピュアな恋愛観と嫉妬に狂わされた過去


あまり恋愛の話が出てこない朝倉未来選手ですが、恋愛観についても詳しく書かれています。

そもそも女性にあまり手を出さない朝倉選手ですが、過去には嫉妬に狂わされた時期もあったのだとか。

それが嫌で考え方を修正したらしいんですが。


硬派な女性、筋の通った女性が好きで、すぐに体の関係を求めてくる人は嫌い。

またロマンチストで付き合って半年で手を繋ぐくらいでいいとも言ってます。

恋愛については想像以上に詳しく書かれていたのでビックリです。


これは女性だけでなく、男もしっかり読んだほうがいいと思います。

てんちむが衝撃を受けたって言ってるくらいのピュアな恋愛観ですからね。



まとめ


以上が「強者の流儀」についての感想になります。

朝倉未来選手という人物を知る意味でも、また成功法則の啓発書としても使える本だなと思いました。

僕もこれを読んで朝倉選手の考え方を少しでも取り入れたいなと思っています。


他にも喧嘩や日常生活、恩師である堀鉄平さんについても書かれています。

朝倉未来に興味がある人は読めば絶対にワクワクする本だと思います。

ぜひ買ってみてください。


Kindleでは少し安くて1287円で購入することが出来ます。



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